愛染堂あいぜんどう仏足石ぶっそくせき

1635年(寛永12年)2代目藩主中川久盛なかがわひさもりが江戸城普請の成功祈願のために建設しました。竹田市最古の建造物で木造単層の定形造り、木瓦葺こがわらぶき、唐様の外部様式の中に室町時代の手法が伝えられています。又裏には仏足石があり釈迦がインドで入滅した時、石に足跡を止めたと言い伝えられたことによって、後世石に足跡を彫って信仰の対象としたものです。地中深く埋没していたのを1946年に発掘しました。浮き彫りの線も鮮やかで足型の長さは53㎝、幅24㎝です。