佐藤義美さとうよしみ

詩人で童謡・童話作家の佐藤義美は竹田市で1905年(明治38年)に生まれ早稲田大学国文科在学中「赤い鳥」などに童謡を投稿し早くから童謡作家として頭角を現し、期待されていました。国語の教師をしながら童謡と詩を書き続け、1932年(昭和7年)童謡集「雀の木」、1959年(昭和34年)「存在」を結実させました。1966年(昭和41年)教師を辞め日本出版文化協会児童出版課に勤務しこのころから童話を書き始めました。1966年(昭和42年)「プークマ ウークマ」・「ライオント タイハウ」などの幼年童話が生まれました。児童文学者としての佐藤義美は1974年(昭和49年)「あるきなさいよ 雪だるま」のような斬新な発想になる童謡が発表されました。その後「NHKうたのおばさん」や「ABCこどものうた」(朝日放送)などラジオ・テレビ放送のための童謡を多く作るようになりました。「アイスクリームのうた」と「ことりやのとりさん」は服部公一曲、「いぬのおまわりさん」と「バスのうた」は大中恩曲、「うまさん」は萩原英彦曲、「てたたきのうた」は溝上日出男曲など優れた作曲家による曲がつき、全国で歌われました。一方、童話は無駄のないリズミカルな表現のような社会風刺作品、「ネコばば」・「紙ねん土」のような幻想的な作品、さらに「他人の痛さ」をはじめとする原爆を扱った一連の作品も書いています。1954年(昭和29年)「あるいた雪だるま」で第一回産経児童出版文化賞を受賞し戦後刊行された童話集も数多くあります。


開館時間  9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日  月曜日・祝日の翌日・12月29日から1月3日
入場料  一般(高校生以上)⇒300円・中学生以下⇒200円
お問い合わせ  TEL: 0974-63-2650