v 白水堰堤

   白水堰堤はくすいえんてい

  

明治から昭和初期にかけて稲作開田のため、この地方のあちこちに水路橋、貯水池が作られました。中でもこの堰堤(ダム)は、下流の地盤が弱いため水が急速に落ちないように水流の速さを調整されています。その結果滝の曲線部と、右岸の武者返し、それに左岸の円階段を落ちていく水が白い泡となり三様の水流美を生み出していく様は、土木技術と芸術の見事な融合美で、観る人を驚嘆させます。