画聖 田能村竹田(たのむらちくでん)(1777~1835年)の居宅で画業のため1790年(寛政2年)に建てました。2階建瓦葺の母屋と門人たちが絵の指導を受けた補拙盧(ほせつろ)、それに漢学者頼山陽(らいさんよう)らと茶を楽しんだ茶室草際吟舎(そうさいぎんしゃ)があり2階が書斎で対翠楼(ついすいろう)と言います。そのほか西側に画聖殿があります。又庭には筆塚があります。