普光寺磨崖仏ふこうじまがいぶつ 普光寺 普光寺磨崖仏
    • 山門をくぐり、境内を少し進んで、左下方向を見ると、岸壁に彫刻された不動明王が見えます。日本でも最大級の大きさで高さが11.4mあります。両脇には制陀迦童子せいたかどうじ矜羯羅童子こんがらどうじの脇仏を従え、背中には火炎を背負っており、顔の長さは2.4mあります。向かって右側の石窟にも多聞天、弁財天の像がきざまれています。どちらも鎌倉時代の作品といわれています。  普光寺はあじさい寺ともよばれて、6月中旬~下旬のあじさい祭りには色鮮やかに咲き誇り、人々の目を楽しませます。
 



 神角寺じんかくじ 神角寺 シャクナゲ
    • 神角寺山(730m)の山頂近くにあります。欽明天皇の時代(571年)に、新羅の僧によって建立され、1369年( 応安2年) 大友氏が中興して六坊を建てました。その一つ東の坊が現在の本堂で、三間四方正四角形の建物です。屋根は宝形造り、檜皮葺きの見事な軒反りで、美しい貴重な建物です。また山門には、高さが2.5mある一対の木造金剛力士があり、本堂とともに国の重要文化財に指定されています。東側の国見台には源為朝の遺跡があります。ここからは、祖母、傾の連山や阿蘇五岳、久住・大船などが展望できます。4月下旬~ゴールデンウィークは500本余りのシャクナゲが咲き、しゃくなげ祭りも開催されます。
 



 用作公園ゆうじゃくこうえん 用作公園 用作公園
    • 江戸時代、竹田の岡藩主が家老の中川平右衛門長伸に下賜された別荘地です。この地は湧水が多かったので平右衛門がここに別邸を建てるとき、円満な心を願って上の土地には草書体の「心」をかたちづくった池を作り『心字池』と呼びます。又下に作った池は真心つまり誠と言う意味を込めて『丹字池』と呼びます。 池の周りは紅葉樹に囲まれ、芝生・花園・楓等巧みに配した庭園です。  新緑や紅葉の季節は壮観で、人々の心をなごませます。11月にはもみじ祭りが開催されます。